オフショア開発では、デモの後や利用者が業務の進め方を見直した際に、新しい要望が出ることがあります。考えたいのは、その要望をどのように計画へ反映するかです。TECHNESTは、実施を約束する前に、入れ替え、分割、追加の選択肢を比較することを提案します。業務担当者、SIer、開発チームが具体的に話し合うための進め方です。
要望と、現在の合意内容を確認する
まず、誰が使うのか、どの課題を解決したいのか、いつまでに結果が必要かを記録します。要件、受入基準、過去の合意と照合し、何を求められているのかを明確にします。すべてのフィードバックを追加作業と決め付けず、逆にすべてが既存範囲に含まれるとも考えません。認識が異なる場合は、確認事項と参照資料を整理してから選択肢を評価します。
関連する作業全体への影響を見る
画面、データ、処理、確認、文書のうち、何を見直す必要があるかを示します。完了済みの作業への修正、関連システムの前提、お客様が確認するための時間も含めます。情報が不足していれば、仮定と追加調査が必要な範囲を明記します。実装工数は評価の一部です。計画には、連携や確認の作業も反映します。
選択肢を並べて比較する
入れ替えは、依存関係を確認したうえで、別の作業を延期または対象外にして新しい要望を入れる案です。分割は、まず目的を満たす部分を実施し、残りを境界が明確な後続の節目へ分ける案です。追加は、対象を広げ、工数、予算、納期を再評価する案です。どの案も当初の納期がそのまま維持できるとは限りません。各案で得られるもの、後へ回すもの、未確定の条件を示します。
合意した内容を共通の計画に残す
比較後、双方の権限を持つ担当者が案と適用時期を合意します。選んだ理由、更新する範囲、確認基準、実施者、追跡する節目を記録します。該当する計画の版と関連付け、日本の窓口とベトナムのチームが同じ内容を確認できるようにします。未合意の項目は保留のままとし、返答がないことや初期の相談を実施指示として扱わないようにします。
仮想例:データ出力機能を追加する
日本のSIerとベトナムのチームが検索画面を開発しているとします。デモ後、利用者から検索結果をファイルへ出力したいという要望が出ました。双方で目的と、データ、利用権限、確認への影響を整理します。優先度の低い表示機能との入れ替え、基本出力とカスタマイズの段階分け、全範囲の追加を比較します。お客様が段階分けを選んだ場合は、その決定に合わせて計画と確認基準を更新します。これは説明用の仮想例であり、実案件の成果ではありません。
TECHNESTと、変更を具体的な選択肢で話し合う
TECHNESTは、日本市場での長年の協業、業務システムの設計、レガシー刷新の経験を踏まえ、影響と責任の明確化をデリバリーの一部と考えています。変更したい要望、現在の計画、優先する目的からご相談いただけます。DELIVERYサービスをご覧いただくか、案件に合う進め方についてTECHNESTへご相談ください。







